新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年4月に病院長に就任し、着任後初めての正月を迎えました。
昨年を振り返りますと、急性期医療を取り巻く環境は一層厳しさを増しました。
医療材料、光熱費や委託費などの物価高騰や人件費上昇といった構造的課題に加え、
働き方改革やDXの推進により、急性期医療の質の維持と効率性が一層求められる一年でした。
このような厳しい状況下で、当院は地域の医療を守る使命を果たすべく、医療安全の推進、
感染防止対策の継続、業務改善、チーム医療のさらなる強化など、医療の質、患者安全を担保しながら、
職員が一丸となって救急医療、手術医療、重症患者管理といった急性期医療の機能維持に努めてまいりました。
厳しい経営状況の中でも、少しでも快適な入院生活を送っていただけるよう、
空調設備の改修とそれまでの8床室をすべて6床室に減床し療養環境の改善を図りました。
これらの取り組みを延べ入院患者数を減らすことなく行うことができたのも、連携医療機関、施設、
そして地域の皆様のご支援とご協力があってのことであり、改めて感謝申し上げる次第です。
さて、迎えた令和8年は、6月に診療報酬改定を迎えます。
限られた医療資源をどう活用し、急性期医療の価値をどのように高めていくのか、
病院経営における判断がこれまで以上に求められます。
当院としても、急性期機能の強化と業務効率化をさらに進め、ICTの活用、タスクシフト・タスクシェアの推進、
教育体制の充実を通じ、持続可能な医療提供体制のあらゆる強化を図る所存です。
また、医療の質を守りつつ経営の健全性を確保することも、
令和8年の重要な課題です。
職員が誇りを持って働ける環境整備、患者様から選ばれる病院づくりに向け、さらに尽力してまいります。
令和8年が皆様にとりまして、健康で穏やかな一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
病院長 岩渕 聡









