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助産師・看護師のひとりごと | 横浜市の産婦人科マタニティセンター

助産師・看護師のひとりごと

母親学級1回目 グループワークで情報共有

作成日:2024年04月27日(土)

4月某日、今年度の第1回母親学級を開催しました。

 

motherclass 4

今回は、お母さん同士で話し合う場を設けて、様々なテーマについて話し合ってみました。

ブログをご覧の皆さんにも、今回出た情報を共有してみようかと思います。

 

①お産に向けて何かしていますか?

・ウォーキング

・体操

・体重管理(食事表をつける、体重測定をする等)

 

皆さん素晴らしいです!!

妊娠中の血圧、体重コントロールのためにも、また、お産だけでなく育児も体力勝負ですから、体づくりは大切ですね。

 

②夫に期待することは何ですか?

・家事を積極的に行ってほしい

・一緒にスタートという気持ち

・立ち合い分娩

・夜中に付き添ってほしい

 

「一緒にスタート!!」素晴らしいですね。

あなた(お父さん)も初めてだけど、私(お母さん)も初めての育児です。一緒に親になっていきましょう。

 

③おすすめのSNS・アプリ

~YouTube~

・助産師HISAKO

・4児のはんなりママ

 

~アプリ~

・トツキトオカ

・たまひよアプリ

 

今の時代は色々な情報が分かりやすく、気軽に見ることができますね。とても良い時代です。

しかし、その分調べすぎてしまったり、混乱してしまったり、、、

妊娠や出産、育児は人それぞれです。

困ったときは私たちスタッフにお気軽に相談してくださいね!!

 

④先輩ママから聞いたお役立ち情報

・妊娠線予防にクリームを塗る

・ベビーカーは生まれてからの購入でもいい

 

はい!その通りです。

妊娠予防線=乾燥予防にクリームを塗ることと、急に体重を増やしすぎないこと!!

ベビーカーなどの高額で大きいものは、後からでも間に合います!ゆっくり下調べしておきましょう。

 

motherclass 5

このようにグループワークを通じて情報共有したり、テーマを話し終えたら雑談をしてみたり、グループで一緒になったママと入院中にまた会ってママ友になったり、、、

病院に来ていただいて「同じ空間で母親学級を受ける」って、オンラインでは得られないかけがえのないものだと思います!!!

 

最後には妊娠体操もやってます(^^)

motherclass 6

 

初産婦さんだけでなく、経産婦さんもぜひ!!母親学級にご参加ください!!

 

世界中のすべての人が、楽しく妊娠生活が遅れますように☆彡

 

助産師I

Going my way

作成日:2024年04月19日(金)

manta 1

 

いきなりマンタ!!!!はぁ、、かっこいいですね、、

 

こんにちは、助産師Hです。

最近のマイブームはスキューバダイビングなのですが、2月に連休をいただき、モルディブにダイビングをしに行ってきました!!!

約1週間チームのみんなと船の上での生活。

起きて、潜って、ご飯食べて、寝て、潜って、ご飯食べて、寝て、潜って、ご飯食べて、寝る。

それはもう贅沢な日々でした。

 

今回のツアーはマンタが大当たりだったらしく、昼間のダイビングでも夜のダイビングでも一生分のマンタを見た気がします。

 

manta 2

これは光に集まったプランクトンを食べにくる、ど迫力マンタです。

 

manta 3

海で活動する人たちの間では"海の生物には触れてはいけない"という暗黙のルールがあるのですが、、、こんな真上に来てくれるとやっぱり触れ合いたくなってしまいます。

 

長いお休みだったので、日本に帰ってちゃんと仕事に行けるか心配でしたが、不思議なことに頑張ろうという気持ちになってたんですね。何事もそうですが、オンオフの切り替えって大事だなぁと改めて気づかされました。

みなさんもたまには自分を甘やかす時間をつくって、1度きりの人生を楽しんでいきましょう!!!!

 

もっとお見せしたい写真がいっぱいあるのですが、とんでもなく長くなってしまうので、最後は無人島を最高に楽しむ最高にダサい私の写真で締めさせていただきます笑

manta 4

 

これからも"やりたいことはやれるうちに"をモットーに、仕事もプライベートも充実させていきたいです♪

 

助産師H

当院は母子別室です

作成日:2024年04月11日(木)

当院の特徴の1つとして、産後は母子別室となっています。

boshi besshitsu1

 

当院の母子別室とは…

【経膣分娩の場合】

出産後2時間までは赤ちゃんとお母さんは分娩室で経過を見させていただきます。もちろんその間に写真撮影や抱っこ、授乳もできます。

2時間経過後、問題がなければお母さんはご自分のお部屋へ、赤ちゃんは新生児室でお預かりさせていただきます。

 

【帝王切開の場合】

出生後状態が落ち着き次第、手術室で赤ちゃんとご対面できます。その後、赤ちゃんは病棟に一足先に戻り、付き添いのお父さんと対面できます。

分娩室で計測や全身状態を確認し、状態が落ち着き次第、新生児室でお預かりさせていただきます。手術翌日にはお母さんの体調次第で新生児室の赤ちゃんに会いに行くことができます。

 

なお、退院まで赤ちゃんは24時間新生児室で過ごすので、授乳やおむつ交換などのお世話はお母さんに新生児室まで来ていただいています。

夜間はお母さんのご希望や体調に合わせ、ゆっくり休息を取る方、夜間も授乳に来る方等様々です。授乳に関して言えば、母乳を与えるかミルクを与えるかは赤ちゃんとお母さんの状態やご希望に合わせてその都度ご相談させていただきます。

boshi besshitsu2

 

 

母子別室の大きなメリットとしては

・ゆっくりと休息時間を確保できる

・赤ちゃんが泣き止まなくてどうしよう等、周りの人に気を遣う必要がない

 といった点が挙げられます。

 

実際に当院で出産されたお母さん方にお話をうかがうと…

「上の子を産んだ病院が母子同室で、周りに気を遣ってツラかった。体が休めなかったから、母子別室の病院を探して来た」

「別室にしてよかった。体が休めた。再び生むならまた別室がいい」

といった声を多くいただいています。

 

私個人の経験ですが、新卒で就職した病院が『赤ちゃんに優しい病院』と認定されていて、母乳育児を推奨する母子同室のところでした。私自身も新卒の頃は「母乳育児は素晴らしい!」「母子同室は当然!!」と意気込んでケアしていました。

確かに完全母乳育児には素晴らしい面もたくさんありますが、人によっては精神的にも肉体的にもツラそうな方もいらっしゃいました。

 

母子同室には「母乳育児を確立するために頻回授乳をしましょう」「退院しても育児技術を獲得するために入院中に慣れておきましょう」等といった意味があり、同室を推奨している施設も多いと思います。

母子同室や完全母乳育児が"良い""悪い"ではなく、何よりお母さんが楽しく、赤ちゃんが健康に育つことが一番だと考えます。何より母乳を出すためには"休息"が意外と重要なんです。

 

当然ですが、当院では母子別室でも育児技術や母乳の与え方はきちんと説明し、支援していきます。

 

 

boshi besshitsu3

退院したお母さんには24時間赤ちゃんと一緒の日々が待っています。せめて入院中だけでも体と心を休める時間を確保していただきたいと願っています。

 

助産師I

イロトリドリ

作成日:2024年04月05日(金)

ここ最近あたたかい日が続き、一気に春らしい様子になりましたね。(これを書いている今日は冷たい雨なのですが…)

 

先日のことですが、ご近所の公園で色とりどりのお花が綺麗に咲いていたのでついつい写真を撮ってしまいました。

flower1 flower2

 

 

flower3

今年は開花が遅れていましたが、桜も咲き始めて春の訪れに心がウキウキしますね。毎年見ても桜は特別な存在です♪

あざみ野名物『もあ』のパンを食べながらお花を眺める、そんな気分の夜勤明けの看護師でした(^^)

 

気持ちのいい季節ですから皆さんもそれぞれのお花見をお楽しみください。

 

看護師Y

ベビーアラーム試験導入

作成日:2024年04月01日(月)

みなさんは乳幼児突然死症候群(SIDS)をご存知でしょうか?

何の予兆や既往歴もない赤ちゃんが、眠っている間に突然亡くなってしまう病気です。

 

予防策として

・赤ちゃんの周りでタバコを吸わない

・うつ伏せ寝を避ける

・赤ちゃんが1人になる時間を減らす

・温めすぎに注意する

・なるべく母乳で育てる

 

…などと言われていますが、これら予防策をしていたとしても、残念ながら原因不明で亡くなってしまう例が多いのが現状です。

そのため当院では、以前から赤ちゃんが寝ているマットレスの下に、敷くタイプのセンサーマットを使用しています。呼吸を含む体動を感知し、一定以上動いていないとアラームが鳴るマットです。

 

 

現在、当院では家庭でも使いやすいセンサーとして、オムツに付ける小型のベビーアラームをセンサーマットと併用して試験導入中です。

baby alarm 1 baby alarm 2

 

これらのセンサー器具でSIDSを完全に防げるわけではないと言われていますが、新生児の赤ちゃんって、大人しく寝ていたらそれはそれで、(はっ!!!!息してるかしら???)と夜中に突然目が覚めて、赤ちゃんの呼吸を確認した…なんて、多くのお母さん方が経験したことあるのではないでしょうか。

 

もちろんセンサーに頼りきりにならず、まずは予防策が大切ですが、少しでも不安の軽減になってくれる、1つの材料として検討してみたいと思います。

 

世界中のお母さんが、楽しく育児できますよーに(*˘︶˘人)

 

助産師I