ベビーアラーム試験導入
みなさんは乳幼児突然死症候群(SIDS)をご存知でしょうか?
何の予兆や既往歴もない赤ちゃんが、眠っている間に突然亡くなってしまう病気です。
予防策として
・赤ちゃんの周りでタバコを吸わない
・うつ伏せ寝を避ける
・赤ちゃんが1人になる時間を減らす
・温めすぎに注意する
・なるべく母乳で育てる
…などと言われていますが、これら予防策をしていたとしても、残念ながら原因不明で亡くなってしまう例が多いのが現状です。
そのため当院では、以前から赤ちゃんが寝ているマットレスの下に、敷くタイプのセンサーマットを使用しています。呼吸を含む体動を感知し、一定以上動いていないとアラームが鳴るマットです。
現在、当院では家庭でも使いやすいセンサーとして、オムツに付ける小型のベビーアラームをセンサーマットと併用して試験導入中です。
これらのセンサー器具でSIDSを完全に防げるわけではないと言われていますが、新生児の赤ちゃんって、大人しく寝ていたらそれはそれで、(はっ!!!!息してるかしら???)と夜中に突然目が覚めて、赤ちゃんの呼吸を確認した…なんて、多くのお母さん方が経験したことあるのではないでしょうか。
もちろんセンサーに頼りきりにならず、まずは予防策が大切ですが、少しでも不安の軽減になってくれる、1つの材料として検討してみたいと思います。
世界中のお母さんが、楽しく育児できますよーに(*˘︶˘人)
助産師I
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