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私たちの看護姿勢

磨き続ける。

患者さんの人生に関わる仕事だから、常に看護師としての資質を高め続けることが大切です。

幅広い知識や技術はもちろん、人に対する慈愛のこころを磨き続けます。

私にできることとは

私にできることとは

薬を使っても痛みがひかず、
誰もいない個室で苦しみ、
不安な夜を過ごす患者さんもいる。

私はその人に付いていてあげたいと思い、
他の看護師にお願いして、
できるだけ病室にいるようにした。

でも私にできることはタッチングしたり、
そばにいてあげることだけ。

朝を迎えて、交代の挨拶に行くと
「ありがとね。優しい看護師さんに
出会えて良かった」と言われた。

自分が一番つらいはずなのに、涙が出た。

私にもっとできることはなかっただろうか?

かけてあげられる言葉はなかったか?

ここには、迷ったら相談できる
仲間やドクターがいる。

もっと学んで、自分を磨いていきたい。

人をつなぐ。

チーム医療において多職種との協働は欠かせません。

患者さんとチーム、地域をつなぐ調整役として、看護師が中軸的な役割を果たします。

自分らしい生き方とは

自分らしい生き方とは

がん治療で入院が必要な患者さんがいた。

自宅で過ごしたいという強い意志をお持ち
だったため、ソーシャルワーカーと相談し、
在宅医療を提供できるように、
地域のクリニックを紹介。

しかし、その患者さんは自宅から
病院に通って、治療を受けたいと言った。

一人で歩くのもつらい状態なのに。

きっと自分らしい生活を
送りたかったんだと思う。

気丈な人で、外来の看護師は
みんな顔見知りになり、
通院の際はよくお話をした。

一人の患者さんを、ドクター、看護師、薬剤師、
リハビリ、ソーシャルワーカー、管理栄養士
などの専門職が連携してサポートする。

だからこそ、一人ひとりに合った
医療を提供できるんだと思う。

寄り添う。

一人ひとり違うから、患者さんに寄り添う看護が大切だと考えています。

科学的な根拠に基づき、個々の患者さんに最善のケアを提供していきます。

想いに寄り添うということ

想いに寄り添うということ

ひとりの脳死の患者さんがいた。

臓器提供の意思表示がなかったため、
悲しみの中にいるご家族に
結論を出してもらう必要があった。

死を受け入れられないご家族にとっては
非常に酷な選択。

私たちは結論を急かすのではなく、
たくさんご家族の話を聞くことにした。

「お父さんに痛い思いをさせたくない」
という言葉を尊重し
そのままお見送りすることを提案した。

ご家族は最期の時間を患者さんと
共に過ごし、穏やかな気持ちで
看取ることができた。

これからも患者さんはもちろん
残されたご家族の想いにも
寄り添うことを大切にしたい。

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