ハートセンターのご紹介 - 横浜総合病院 ハートセンター|循環器内科・心臓血管外科へのご相談

ハートセンターのご紹介

循環器内科

部長 山家 謙(やんべ ゆずる)

部長 山家 謙(やんべ ゆずる)

日本大学(1992年卒)

聖路加国際病院

三井記念病院

葛飾ハートセンター

日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本心血管インターヘンション治療学会専門医
日本不整脈心電図学会認定不整脈専門医
身体障害者福祉法指定医

ICD/CRT研修修了者

ICLSインストラクター

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部長代理 八代 文(やしろ ぶん)

日本医科大学(2002年卒)

東京女子医科大学病院循環器内科

聖隷浜松病院

横浜医療センター

仙台循環器病センター

医学博士

日本内科学会認定内科医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本不整脈心電図学会認定不整脈専門医
身体障害者福祉法指定医

心臓血管外科

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部長 東田 隆治(ひがしだ りゅうじ)

金沢大学(1989年卒)

東京女子医科大学第二病院

北関東循環器病院

コロラド大学(米国)

滋賀医科大学

医学博士

日本循環器学会認定循環器専門医
三学会構成心臓血管外科専門医
日本外科学会外科専門医

心臓血管外科修練指導医

Fellow of the Japanese Coronary Association (FJCA)

下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医・指導医

フットケア・足病医学会認定師

弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター

 

 

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部長 大井 正也(おおい まさや)

岡山大学(2001年卒)

岡山大学病院

心臓病センター榊原病院

昭和大学病院

三学会構成心臓血管外科専門医
日本外科学会外科専門医
心臓血管外科修練指導者
腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医
胸部大動脈瘤ステントグラフト指導医
下肢静脈瘤レーザー焼灼術実施医

対応する疾患について

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、不整脈(発作性頻拍・心房細動)、心不全、心臓弁膜症、心筋症・心筋炎、大動脈瘤、解離性大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、深部静脈血栓症、成人先天性心疾患、失神、高血圧、下肢静脈瘤

ハートセンターでは、心筋梗塞・狭心症などの虚血性心疾患、心房細動などの不整脈、心不全、弁膜症、心筋症、高血圧などの診療を行っています。 循環器内科と心臓血管外科が連携し、適切な治療が行えるような体制を整えています。

検査について

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主に外来での検査(予約が必要な検査もございます)

・胸部レントゲン
・採血検査/採尿検査
・心電図
・運動負荷心電図
・ホルター心電図
・イベントレコーダー(長時間心電図検査、最長2週間)
・心臓超音波
・血管超音波(下肢動脈/下肢静脈/腎動脈など)
・心臓CT/冠動脈CT

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入院での検査

・心臓カテーテルによる冠動脈造影/動脈造影など
・心臓電気生理学的検査

医療機器紹介

血管内手術対応血管撮影装置

心血管撮影装置

装置は2023年10月に最新の「Canon社製 Alphenix」に更新しました。 最新のデジタルプロセッサにより、今までに比べさらに鮮明な画像を得ることができ、 心臓のカテーテル検査・治療に大きな力を発揮します。

3Dマッピングシステム
アボット社製EnSite X EPシステム

不整脈の診断と治療に役立つ3Dマッピングシステム

不整脈は、心臓のリズムが正常ではなくなる状態を指し、重篤な場合には命に関わることもあります。不整脈の診断と治療には、最新の医療技術が活用されています。その中でも、3Dマッピングシステムは重要な役割を果たしています。3Dマッピングシステムとは、心臓の内部の構造や電気的な活動をリアルタイムで可視化するための革新的な技術です。


1. 心臓内の電気的な活動の可視化: 3Dマッピングシステムは、カテーテルと呼ばれる細い管を使って心臓内に挿入されます。このカテーテルには、電極が取り付けられており、心臓の電気的な活動を検出します。その情報を基に、コンピューターが心臓の内部構造をリアルタイムで3Dマップとして表示します。

 

2. 不整脈の原因の特定: 3Dマッピングシステムを使用することで、医師は不整脈の原因を正確に特定することができます。心臓内の異常な電気的なパターンや組織の異常を可視化し、それらの原因を特定することができます。

 

3. より正確な治療の実施: 不整脈の原因が特定されると、医師はより正確な治療を行うことができます。3Dマッピングシステムを使用して、異常な電気的な活動が発生している部位にアプローチし、カテーテルアブレーションなどの治療を行うことが可能です。

 

不整脈の診断と治療において、3Dマッピングシステムは高度な技術を駆使して患者様の健康をサポートします。正確な診断と効果的な治療を提供するために、当院では最新の医療技術を積極的に導入し、患者様の安全と健康を最優先に考えています。

高性能マルチスライスCT

マルチスライスCT

マルチスライスCTは高速で一度に複数枚の断層画像を高速に撮影が可能な最新鋭CTです。 とくに当院の高分解能マルチスライスCTは高精度の立体・断層画像が得られ、かつきわめて低侵襲な患者様にやさしい検査機器です。 冠動脈撮影においては、カテーテル冠動脈造影と比べて約9割の精度で狭窄病変を診断できます。

MRI

MRI

MRI(磁気共鳴画像撮影)とは、電磁気の力を利用して体の内部を撮影する装置です。体内の組織にある水素原子からの信号を受信し、コンピュータ解析して画像化します。 心臓の収縮や拡張を動画でとらえることにより、心機能解析や心臓の形態や組織性状の評価に適しています。CTやX線検査のように放射線による被ばくを心配することもありません。 造影剤を使わずに心臓の動きを解析し、心臓の栄養血管である冠動脈の撮影を行うことが可能です。

治療方法

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心臓カテーテル検査・治療とは

心臓カテーテル検査とは、局所麻酔をして、手首や足の付け根にある動脈から、細い管(カエテーテル)を心臓までとおして、心臓を栄養する動脈(冠動脈)に造影剤を注入し、狭心症や心筋梗塞の診断をします。
そのカテーテルから、風船やステントをとおして、狭心症や心筋梗塞の治療を行うことができます。当院では、豊富な経験と実績を有したカテーテル治療の専門医が、心臓カテーテル検査・治療にあたります。

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カテーテルアブレーションってどんな治療?

不整脈はおおきくわけて、極端に脈が遅くなる不整脈、突然脈が早くなる不整脈、脈がとんだり、不規則になる不整脈があります。
脈が速くなったり、乱れたりする不整脈を根治する治療に「カテーテルアブレーション」があります。
局所麻酔を行い、首、鎖骨の下、足の付け根にある血管からカテーテル入れて、血管をたどって心臓の中へと進めます。カテーテルには電線が内蔵されていて、その先端には電極と呼ばれる金属がついています。その専用のカテーテルを用いて、心臓の内側から心電図を記録し、電気刺激を加え、不整脈の原因となる回路などを調べます。不整脈の原因となる回路をわかれば、そこに熱を加えたり、冷やしたりして、小さな火傷をつくり、不整脈の原因を取り除きます。この不整脈を根治する治療を「カテーテルアブレーション」と呼びます。正式には、経皮的カテーテル心筋焼灼術と呼ばれ、手術の一つに分類されます。「焼灼術」という日本語になりますが、焼くわけではなく、小さな火傷をつくるもので、心臓の機能を損なうようなダメージは残りません。
検査によって診断がつきましたら、治療に移ります。焼灼用のカテーテルを心臓の中に進め、高周波電流を流して心臓の筋肉が温められます。
終了後は、カテーテルを抜去し、圧迫止血を行います。止血が終了したら、ベッドに移動して病棟へ帰ります。カテーテルを入れてあった部位からの出血を防ぐ目的で、数時間安静にしていただきます。

心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーションとは

心臓リハビリテーション(心臓リハビリ)とは、心臓病の患者さんが、体力を回復し自信を取り戻し、快適な家庭生活や社会生活に復帰するとともに、再発や再入院を防止することをめざしておこなう総合的活動プログラムのことです。
内容として、運動療法と学習活動・生活指導・相談(カウンセリング)などを含みます。
心不全、心筋梗塞、狭心症、心臓手術後などの患者さんは、心臓の働きが低下し、また安静生活を続けたことによって運動能力やからだの調節の働きも低下しています。
そのため退院してからすぐには強い活動はできませんし、またどの程度活動しても大丈夫なのかが分からないために不安もあります。
これらに対して心臓リハビリで適切な運動療法を行うことが役に立ちます。さらに、心臓病の原因となる動脈硬化の進行を防止することをめざして、食事指導や禁煙指導も行います。
心臓リハビリでは、専門知識を持った医師、理学療法士、看護師、薬剤師、臨床心理士、検査技師、作業療法士、健康運動指導士など多くの専門医療職がかかわり、患者さん一人ひとりの状態に応じた効果的なリハビリプログラムを提案し、実施します。

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心筋梗塞とは?

心筋に酸素や栄養をおくる冠動脈が詰まり、心筋が壊死した病態です。3大死因のひとつとなっています。一度発症すると、再発するリスクが高くなります。食事・薬に加えて、運動は再発を予防する効果があります。

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心不全とは?

心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。
(日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドライン: 急性・慢性心不全診療ガイドライン2017年改訂版)適度な運動は、身体機能を改善させ、再入院を防ぎ、寿命を延ばす効果があります。

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どういうリハビリが必要か?

主に有酸素運動とレジスタンストレーニング(筋力トレーニング)を行っていきます。
運動には様々な効果があり、推奨されていますが、心臓病の方は、過度な運動が危険なため、それぞれの病態に応じて運動強度を設定しています。

当院のリハビリの特色は?
心肺運動負荷試験を実施し、個人に合わせた処方をすることで、安全かつ効果的な運動を行っています。また、定期的に身体機能の評価を行い、運動内容を見直しています。

横浜市心臓リハビリテーション啓発コミック動画(外部リンク/横浜市医療局提供)

実績

JROAD.xlsx (過去5年分)

  20182019202020212022
主な疾患の⼊院患者数急性⼼筋梗塞 76 61 116 53 91
⼼不全 196 188 221 225 236
カテーテル治療経⽪的冠動脈インターベンション(PCI) 187 220 195 165 189
緊急PCI 87 81 78  59 89
待期的PCI 100 139 117 106 100
四肢の⾎管拡張術(PTA) 100 76 74 69 57
カテーテルアブレーション(不整脈の治療) 154 137 112 135 119
ペースメーカー/ICDペースメーカー植え込み(新規) 40 41 51 35 45
ペースメーカー植え込み(交換) 17 41 19 24 33
ICD植え込み(新規) 2 1 2 2 2
ICD植え込み(交換) 4 2 0 1 2
両⼼室ペースメーカー(新規) 5 3 4 1 7
両⼼室ペースメーカー(交換) 4 5 4 4 1
⼼臓リハビリテーション新規患者数 666 760 836 540 461
年間延べ件数 8938 10496 11663 9849 7828
外来⼼臓リハビリテーション(年間延べ件数) 統計なし 統計なし 1635 1680 1541

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施設概要

施設名 医療法人社団 緑成会 横浜総合病院 ハートセンター
循環器内科・心臓血管外科

YOKOHAMA GENERAL HOSPITAL HEART CENTER
Cardiovascular medicine, Cardiovascular surgery
所在地 神奈川県横浜市青葉区鉄町2201-5
代表電話 045-902-0001
アクセス アクセスはこちら
学会認定等 日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
日本心血管インターベンション治療学会認定施設
日本不整脈学会認定不整脈専門研修施設
日本内科学会認定教育関連施設
浅大腿動脈ステントグラフト実施施設

三学会構成心臓血管外科専門医認定機構認定基幹施設
(三学会…日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本血管外科学会)
日本外科学会外科専門医制度修練施設
胸部ステントグラフト実施施設
腹部ステントグラフト実施施設
下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術実施施設

NCD施設会員


特掲診療料の施設基準届出一覧

施設基準とは、医療法で定める医療機関および医師等の基準の他に、健康保険法等の規定に基づき厚生労働大臣が定めた、保険診療の一部について、医療機関の機能や設備、診療体制、安全面やサービス面等を評価するための基準になります。横浜総合病院ハートセンターでは、以下の施設基準に適合しています。

経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈ステント留置術、経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)、経皮的下肢動脈形成術、不整脈手術[左心耳閉鎖術(経カテーテル的手術によるもの)に限る]、ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術、リードレスペースメーカー、両心室ペースメーカー移植術及び両心室ペースメーカー交換術、植込型除細動器移植術及び植込型除細動器交換術、両室ペーシング機能付き植込型除細動器移植術及び両室ペーシング機能付き植込型除細動器交換術、心臓ペースメーカー指導管理料の注5に規定する遠隔モニタリング加算、大動脈バルーンパンピング法(IABP法)、経皮的循環補助法(ポンプカテーテルを用いたもの)、補助人工心臓、画像診断管理加算1、CT撮影及びMRI撮影、冠動脈CT撮影加算、心臓MRI撮影加算、心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)

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