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助産師・看護師のひとりごと | 横浜市の産婦人科マタニティセンター

助産師・看護師のひとりごと

備えあれば憂いなし

作成日:2024年01月30日(火)

2024年1月1日に発生した能登半島地震をきっかけに、改めて震災など自然災害に備えようと思った方も多いのではないでしょうか。皆さんは地震や豪雨などに対する備えは出来ていますか?避難所の場所や非常持ち出し品の確認など、日頃から災害への備えを心がけておくことが大切ですね。

 

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私も今回の震災後に非常持ち出し袋の点検を行いました。いつも玄関に放置され、点検する機会を失っていましたが…全てのカップ麺の賞味期限が切れてました。。定期的な点検が大切であることを改めて感じました。

 

非常持ち出し袋の中身は性別や年齢、家族構成、ふだんの生活スタイルによって、必要なものは1人ひとり異なります。何を準備すればよいのか分からないという方もいらっしゃると思います。神奈川県助産師会では『親子のための防災コンパス』という妊産婦・母子向け災害及び災害対策冊子を作成しています。

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この冊子では「赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭の災害時の備えについて」や「妊婦さんの受診の目安チェックリスト」など、妊産婦に特化した災害時に知っておいてほしい情報がまとめてあります。当院産婦人科外来の受付にも置いてありますので、妊産婦さんはぜひ1冊お手元に置いておいていただけたらと思います。

今回の震災を期に、改めて防災に対する意識を持っていただけたらいいと思いました。いつ起きるか分らない災害に備えて、少しでも困らないように、できることから取り組んでみましょう。

 

最後に能登半島地震により被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 そして亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

被災された皆さまの安全と被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

助産師S

産後ステイ

作成日:2024年01月18日(木)

気づけば1月も半分を過ぎてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます(^^;) 今年も2東の助産師・看護師でちょこちょこブログ更新していきますので、なにとぞご贔屓によろしくお願いします♪

2east staff

 

 

さて、今年最初の投稿は、当院で昨年より開始した産後ステイ利用の実際の様子をお伝えしたいと思います。

ご利用になられたのは先月出産されたHさんです。早めに生まれて小さめの赤ちゃんだったこと、ご家族の皆様がお仕事で多忙であることなどの理由から、当院の産後ステイ(ショートステイ型)をご利用いただきました。

 

当院の産後ステイは、順調に身体を回復させるために充分に休息をとっていただきながら、育児に自信が持てるように赤ちゃんのお世話や授乳を行う中で、一つ一つの不安を解消できるよう助産師・看護師が連携を取りながら対応しています。

また、利用目的やご希望を入院時にお聞きし、臨床心理士、理学療法士、栄養士を介入させることも可能となっており、そこが総合病院である当院の産後ステイの強みと言えると思います。

 

実際、Hさんはむくみの解消や体力改善目的で理学療法士によるリハビリテーションを取り入れました。お休み前にお好みの香りをブレンドしたアロマオイルによる足浴をしたのも効果的で「良く眠れました」とおっしゃってくださいました。また、離乳食のお話を聞いておきたいとの希望もあり、栄養士から資料に基づいたお話をさせていただきました。

 

実際の様子です。

 

産後ステイ5日目 栄養指導

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事前にどんなお話を聞きたいかを栄養士がお伺いし、質問事項(月齢ごとの形態などの目安、ステップアップの目安、調理の注意点、おすすめの調理器具などあれば知りたい)に沿ってお話が進められ、「楽しかったですよ♪」との感想をいただきました!何事にも前向きなHさんです♪

 

産後ステイ7日目 タッチケア

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毎日授乳や沐浴を頑張り、赤ちゃんのお世話になれてきたHさん。この日は助産師によるタッチケアレッスンです。ママの優しさ温もりが伝わるお歌とマッサージで赤ちゃんもうっとりした表情…このあとしばらくスヤスヤ眠っていましたよ(^^)

タッチケアは、生後1ヵ月から参加できるハグハグスクールでレッスンを受けることができます!

ハグハグスクール(ベビーマッサージ)について

 

面会にいらしたご主人にも赤ちゃんのお世話の練習をしていただきました。

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海外出張が多くご多忙なご主人ですが、この時ばかりは我が子の可愛さにデレデレです。この風景を目にすると、私たちも癒されて思わずニヤニヤしてしまいます(^^)

 

少しでも不安が少なくなり、退院してからの赤ちゃんとの生活をイメージできるよう、ママだけでなくご家族の心身が健やかに、みんなで赤ちゃんを愛情たっぷりに育てることができるよう、私たちスタッフはお手伝いしたいと考えています。

 

 

産後ステイは始まったばかりで、まだまだ改善しなければならない点もありますが、ご利用になったママたちからいただいた貴重な声をこれからに活かし、よりみなさんに満足していただけるよう努力していきたいと思います。

 

入院中はアメニティセットや赤ちゃんのお洋服、おむつなども完備しております。“手ぶらで産後ステイ”、是非お気軽にお問い合わせください!

よこそうの産後ステイについて

 

助産師O

やさしくしっかり洗って、きちんと保湿! ~保湿編~

作成日:2023年12月12日(火)

寒さも深まり、暖かいコタツが恋しい季節になりました。

前回は暑さ厳しい8月に赤ちゃんのお風呂とスキンケアについてご紹介しましたが、今回はその続編となる「保湿」についてお話します。

 

赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、大人よりずっと薄いので、バリア機能も未発達で肌トラブルを起こしやすいです。そのため生まれてすぐにスキンケアをする必要があります。

 

「きちんと保湿する」ポイントは…

★入浴後は5分以内に保湿

★肌にやさしい保湿剤を選ぶ

★保湿剤はたっぷりつける

の3つが大切になります!

 

まず、入浴後10分を過ぎると肌の水分が急速に減少するため、保湿は5分以内に行うのが理想的です(^^) また保湿剤は低刺激なものを選び、春夏は水分の多い乳状タイプのローション、秋冬などの乾燥する季節は乳状クリームがオススメです(^^) そして保湿剤は塗った後にティッシュが張り付くくらいたっぷりと塗るのが目安になります(^^)

写真の赤ちゃんをご覧ください!皮膚がテカテカになるくらい保湿剤を塗っています。

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ちなみに保湿剤を塗るときはゴシゴシすり込むと肌表面を傷つけてしまうため逆効果です。たっぷりの保湿剤を手に取り、一方向にやさしく塗りましょう♡

 

 

では、なぜ「保湿は大切」なのか?それは保湿が肌トラブル予防の基本だからです。例えばアトピーは肌のバリア機能異常で起こり、食べ物が原因で起こる食物アレルギーとは異なります。肌の乾燥をきっかけに発症するため、バリア機能を助ける保湿ケアをすることが予防の第一歩になります。

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今回保湿の様子は当院でお産したお母さんに協力してもらい撮影しました。とても可愛いモデルさんで私たちスタッフもメロメロ♡うざぎの人形は入院中にお母さんが編んだもので、こちらもとても可愛らしかったので思わずパチリ♪

今回は撮影のご協力ありがとうございました!

 

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助産師S

 

2東柿もぎ大会

作成日:2023年11月24日(金)

すっかり冬の足音が近づいて、冷え込むようになってしまいました。
少し前のことになりますが、果物が美味しい実りの秋…の先月、スタッフSさんのご実家にて柿もぎ大会がありました!

 

見てください!この鈴なりの柿の実(^^)

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お母様によると実の付け方は毎年違っていて、今年はびっくりするくらいたくさんの実がなったそうです。

 

こちらはアウトドア大好きなアクティブY夫妻。Sさんのお父様に上手な取り方を伝授してもらい真剣です(^^)

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Yさん、いつ間にか柿取り名人!「だって今日は柿色の服で来たから!」とドヤ顔だっただけあります(^^)

夫婦の連携プレーもバッチリでしたよ♪

 

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あっという間にこんなにたくさんの収穫です。

そして、柿の表面を丁寧に磨くと…

 

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こんなにピカピカ、ツヤツヤでキレイです♪

 

さて、皆さんは柿をどんな風に食べますか?私は皮を剥いてカットして食べたことしかないのですが…

 

Yさんはこの日の夕食にこんなおしゃれなお料理を作ったそうです(^^)

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★Y家のおしゃれな夕食 柿と生ハムのカプレーゼ

 

こちらはSさんのお母様の作品

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★S家のお母様お手製 優しい甘さの柿ジャム

 

手作りならではのアイディア料理、すごく美味しそう♡「柿の白和えを作って美味しかったよー」というスタッフもいました。いろいろな食べ方があるんですね!

 

別の日もたくさんのスタッフ達が柿もぎを楽しみましたよ(^^)

 

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みんな真剣!誰が1番たくさん取ったかな〜?

 

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子ども達もパパやママと楽しく参加してましたね!

 

自然を楽しむ、季節を楽しむ、そして何よりそれを家族ぐるみで仲間と楽しむ私たち!それが、より強い絆となり普段のチームワークにも活かされるといいなぁ、なんて思いました!

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また、楽しいイベントがありましたら、アップしていきたいと思います(^^)

 

これからますます寒くなりますので、感染予防をしっかり続けて冬も元気に過ごしましょう!

 

助産師O

ハッピーハロウィン♫

作成日:2023年11月01日(水)

爽やかな秋晴れが続き、過ごしやすい毎日になりましたね!この時期はお出かけしても気持ち良く歩くことができて良いですよね♪

 

さて、もう先月のこととなりますが、この時期のイベントと言えばやはりハロウィン!街で様々なキャラクター衣装を着た小さな子ども達とすれ違うと「ハロウィンパーティーかな?かわいいな~」と微笑ましく思います (^^)

 

ちなみに横浜総合病院には職員のための院内保育室があるのですが、毎年この時期になるとそこを利用する子ども達もかわいい姿を見せてくれるんですよ♡

halloween 4 Trick or treat!

 

 

負けじと(?)2東病棟でもハロウィン気分を盛り上げようと、スタッフがベビー室の面会コーナーに素敵な飾り付けをしてくれました (^^)

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助産師Sと看護師SのSSコンビによる渾身のフォトスポット笑

 

かわいい赤ちゃんに会いに来てくれたパパ(終始赤ちゃんにデレデレ)と、大変なお産を弱音一つ吐かずに頑張ったママのYさんもとても喜んでくださいました (^^)

 

病棟ではこちらのコーナーにもハッピーハロウィンの飾り付け。

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このコーナーは季節毎に変わり、我が病棟の手作り大好きなクリエイター達の作品が飾られます。毎日を慌ただしく過ごしているとあっという間ですが、そんな中、季節感やイベントを楽しむのはホッとしますし、心が豊かになって良いですよね。

これからも病棟を訪れる皆さんに楽しんでいただけるよう、スタッフ一同で色々と工夫していきたいなと思います (^^)

 

インフルエンザ等の感染症が流行する時期にも入りますので、皆さんも睡眠と心身への栄養をたくさん取って元気にお過ごしください♪

 

助産師O